新しい年を迎えて (新春雑感)
平成24年を迎え心から新春のお慶びを申し上げます。
昨年は3月11日の東日本大震災を始め、世界各地で大きな災害が起きた大変な1年でしたが、福井県柔道連盟においては役員を始め各地区の役員の皆様のご指導・ご協力のより大きな事案もなく平穏に推移致しました。
輝かしい新年を迎え心新たに役員の皆様と共に前進して行こうと思っております。
さて本県の昨年の成績は小学生学年別大会(大阪)において5年生45kg級中橋大貴君(實心館仲保道場)が優勝・5年生女子40kg級河端風さん(實心館仲保道場)6年生50s超利根琢也君(三国町柔道教室)がともに第3位入賞という輝かしい成績でした。さらに全国中学大会では81s級白川剛章君(福井中学)が準優勝という成績でした。
本県も小学生の活躍がそのまま中学生へと確実に連携されていることが見受けられます。
また他に県中学夏季総合大会では、34年ぶりに明倫中学が全国大会に出場した。
しかし中でも特筆すべきは、第1回全国カデ体重別大会(静岡)おいて55s級に出場した平鍋達裕君(福井高校)が全国優勝し、8月にウクライナで行なわれた世界カデ体重別大会において第5位入賞という素晴らしい成績を修めることができました。
また全国「形」競技大会では 固めの形に出場した長田康秀・辻野祐紀組が第3位に入賞しました。
本年はロンドンオリンピックの年です、柔道を愛好するものにとっては大いに期待したいものです。
今年も本県の選手の活躍に期待し「しっかり組んで理にかなった技で一本を取る柔道」を目指してください。
各層の指導者の方々におかれましては子供の成長に併せた指導をお願い致します。
平成30年2巡目福井国体の開催も決定しこれから益々本県柔道の真価が問われようとしています。
今年も役員皆様の協力のもと福井県柔道連盟も益々発展したいと思います 宜しくご協力の程お願い致します。
福井県柔道連盟
会長 長谷川 大恭