新しい年を迎えて （年頭所感）





明けましておめでとうございます。
　皆様には、平素より福井県柔道連盟に対し格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
　はじめに、昨年は一昨年延期となりました東京オリンピック・パラリンピックが無事に開催されました。日本の国民のみならず世界の多くの人々に感動と力を与えてくれました。
　先の見えないコロナ禍の中、大会の運営実行に尽力していただいた関係者の皆様に心より感謝と御礼を申し上げます。
　そういうなか昨年は、北信越国体（8/22於：長野県佐久市）が開催され、一般男子が初優勝を飾りました。これはひとえに、2018平成30年「福井しあわせ元気国体」に向けた、当時の長谷川大恭会長の下で、選手・役員一丸となって取り組んだ成果と思います。
　残念ながら、本国体（三重とこわか大会）は、コロナ禍対応策として延期となり出場できませんでしたが、奮励努力された選手の皆様には敬意と賛辞を捧げるものです。
　そしてまた、全国中学校柔道大会（８/22〜於：群馬県前橋市）では、男子90kg級で野坂　英矢（明倫中３年）君が、３位入賞しました。ひのき舞台で実力をいかんなく発揮されましたこと誠におめでとうございます。向後もなお一層精進されますことを願っております。
　さて、環境が激変しているこの時代に、新体制となって２年目。
　全柔連では、多くの大会が延期・中止の憂き目を見る中、リモート会議ながら様々なテーマについて論議を重ねました。とりわけ競技人口の減少傾向について、他県も当県と同様と聞き及び、柔道の普及・発展のため継続して推進していく重要性を改めて認識した次第です。
　本年も英知を結集し、未来への礎をつくるべく努めて参りますので、より一層のご支援
ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
　結びに、皆様には引き続き感染防止に留意され、ますますのご健勝・ご多幸を念じ上げます。

福井県柔道連盟会長
八本木通秋